洗面スペースは家族全員が使う多機能ルームです。1日の始まりを迎える場所であると同時に、1日の終わりを締めくくるとても大切な場所。でも、新築やリフォームのプランを考えるとき、ついついキッチンやリビングにばかり熱心になってしまう人が多く見られます。それは、住まいづくりにおける洗面スペースの重要性に気づいていないからです。洗面スペースが快適だと暮らしの快適度は格段に上がります。他の居住空間に比べると面積が狭いため、オリジナルな空間を作りやすく、上質な素材を用いたとしてもコストは比較的低く抑えられます。洗面スペースの機能別に、使い勝手のよい空間にするにはどうしたらいいか考えてみましょう。
1. 洗面室としての機能
一番に考えなくてはいけないのが、洗面化粧台を使用する洗面室としての機能です。顔を洗う、歯を磨く、髭を剃る、お化粧をする・・・。家族みんなが1日に何度も使用する場所ですから、快適な空間を作り出すことで暮らしの満足度につながります。
たとえば、ホテルのパウダールームに行くと、気分よくお化粧直しをすることができませんか?ホテルのパウダールームはスペースを広くとってあるということも特徴ですが、何より清潔感が感じられ、豪華な内装や素敵なインテリアが居心地の良さ、快適性を高め、リラックスできる落ち着いた空間になっているからです。
洗面所は水しぶきが飛んだり、髪の毛が落ちたりと不潔になりやすい場所ですから、まずは、清潔感を保つために、掃除がしやすい洗面化粧台を設置することが重要です。汚れは溝やふちの部分に溜まりやすいので、デュポン™コーリアン®の人工大理石を用いて、カウンターと洗面ボウルを繋ぎ目なしの一体型のデザインにするなどの工夫もいいでしょう。デュポン™コーリアン®の人工大理石なら、そんなデザインもOK。カラーも豊富で、何より高級感がありますから、自分の好みにあったホテルライクな洗面スペースを作ることもできます。
しかも丈夫で汚れにくく、耐久性が高いので、お化粧をするときにファンデーションや口紅を落としてしまったりしても、簡単にふき取ることができます。また化粧品のビンを落としてしまったときの衝撃や薬品にも強いので、割れることもなく安心です。
洗面化粧台まわりでは日々使う小物がたくさんあります。どんなに素敵な洗面スペースを作っても、歯磨き粉や化粧品などが乱雑に並んでいたのでは台無し。掃除もしにくく、汚れが溜まる原因にもなります。これらの小物を効率的に収納できるスペースを確保しましょう。壁埋め込み式の収納棚などを設置すれば、小物を効率よく並べることができ、スッキリとした印象になるのでおすすめです。その他、照明の明るさ、鏡の設置場所などにも配慮し、機能性と快適性が両立する、居心地の良い洗面所作りを考えてみて下さい。

2. 脱衣室としての機能
洗面スペースには、浴室に隣接する脱衣室としての機能もあります。裸で、しかも濡れた状態で居ることもある部屋なのですから、そこで重要になってくるのが床材選びと室内環境。まず床には、水に強い素材を使うことが重要です。家中をフローリングで統一したいという方も多いようですが、洗面スペースの床をフローリングにすると、長年使っていくうちに腐ってしまう可能性も。どうしてもフローリングにしたい場合は表面加工がされたタイプを使用するなど、傷まない工夫をしましょう。洗面スペースによく用いられる素材にクッションフロアがありますが、コルクなども水に強く、触った感じが柔らかく温かいのでおすすめです。他にも、タイル、自然素材のものなどいろいろありますので、サンプルで質感などを実際に確かめたうえで選ぶといいでしょう。
そして、濡れた床の上で、滑ったりする危険のないように工夫するのはもちろんのこと、寒い季節には浴室との温度差があまりないようにすることが、家族の安全や健康面を考えるうえで大切です。簡単に設置できる電気式の床暖房もありますので、検討してみるのもいいでしょう。また、バスタオルなどを収納することを考えて、大型の収納スペースを確保するようにしましょう。
3. 洗面室としての機能
洗面スペースが洗濯機の設置場所となっているご家庭も多いと思います。その場合は、洗剤、柔軟剤など洗濯用品の収納場所も必要になってきます。毎日使う洗濯用品は取り出しやすい位置に、洗剤やシャンプーなどのストックは床下収納や吊り戸棚などを利用するといいでしょう。また、乾燥した洗濯物をたたんだりするちょっとした作業カウンターを設置すると便利です。スペースがあまりとれない場合は、折りたたみ式で必要なときだけ出すといった工夫もできます。
さらに、洗濯物を干す場所との動線を考えることも重要です。濡れて重い洗濯物を抱えて、いくつもの部屋を通りぬけるのはとても大変。毎日のことなので、ストレスのかからないように、家事のしやすい環境をつくりましょう。
