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デュポン コーリアンをガイドが解説!
 
快適空間を実現するには、素材の特徴を理解することが重要です。

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■人工大理石という素材

『住まいの設備』サイトで行われているアンケート「あなたの一票」。その中で、「キッチンカウンター、どの素材を選ぶ?」という質問に、人工大理石とステンレスが人気を集めました。「インテリア性の人工大理石」「作業性のステンレス」というイメージの方も多いかと思いますが、ひとくちに人工大理石といってもいろいろな種類があるということをご存知でしょうか?

人工(人造)大理石とは、無機質の充填材(※)を配合した樹脂を硬化したものです。天然石の風合いを表現しつつ、天然石にはない均質性と強度があります。住宅では、キッチンのカウンタートップや洗面カウンターなど水まわりの素材としてお馴染みですが、内装材などに用いる事例も増えてきています。

住宅の素材としての人工大理石は、原料のひとつである樹脂成分によりポリエステル系とアクリル系とに分けられます。メーカーや商品によっても差がありますが、アクリル系は一般的にポリエステル系に比べると透明感があり、耐候性や加工性、衝撃性などに優れています。

このアクリル系人工大理石の中でもデュポン コーリアンは、特に高い性能を持っています。それはアクリル系樹脂の中でも透明性、耐候性に優れ、その美しい外観からプラスチックの女王と呼ばれるメタクリル樹脂を複合したメタクリル人工大理石だからです。

樹脂やプラスチックなどを製品化するに際し、耐熱性や対磨耗性などの機能・品質を向上させたり、価格を下げることなどを目的として加えられる物質。


■素材の特徴を生かして快適空間を

快適な空間を生み出す素材として求められることは、まず美しくデザイン性の高いこと、素材としての強さや日々のメンテナンス性が高いことが挙げられるでしょう。

私だけのこだわり空間を演出できる、色や柄のラインナップの豊富かどうかは重要なポイント。また、空間にあわせたデザインが可能な施工性の高さも必要でしょう。たとえばキッチンのカウンタートップであれば、「床や壁タイル、キッチンユニットの扉材やダイニングテーブルにコーディネートしたい」「L字やU字、アイランド型のキッチンにしたい」などの希望があるはずです。 豊富な色柄を持つデュポン コーリアンであれば、自由な組み合わせが可能ですし、均質なソリッド(無垢)材なので、継ぎ目も目立たずどんなキッチンプランでも実現することができるでしょう。

また、熱や衝撃にも強く、無孔質の素材なので汚れも天然石と比べて染み込まないという特徴は、キッチンでの作業も安心して行えますし、傷がついても簡単に元通りになるソリッド(無垢)材というのも大きな魅力。水まわりだけでなく、住まいのさまざま用途に使用できる特徴を持っている素材です。

■素材選びも環境を考える時代に

環境保護の高まりや健康問題への関心から、家づくりやリフォームの中でも「地球と人にやさしい」素材選びは当たり前になってきています。

安全性に優れるメタクリル樹脂を主成分としているデュポン コーリアンは、人体に悪影響を及ぼすホルマリンやVOCを含まず、焼却処分してもダイオキシンを発生させません。食品衛生法にも適合しているので、清潔さを重視するキッチンやサニタリーなどにも安心でしょう。また、工場に対して国際規定ISO14001の認証を受けていることもその企業姿勢を感じることができます。 フローリングやクロスだけでなく、住まいに取り入れる全てのアイテムに対して、厳しく確認する時代にも対応した素材といえるのではないでしょうか。
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コンクリート打ちっ放しが印象的な河田邸を、左下に中庭を臨む場所から撮影。
人の好みや想い、価値観を包み込んでくれる、本物のキッチンが完成しました。「千葉県・河田邸」

●厳しい条件を追求して行き着いたのが、デュポン コーリアンでした。
好みや趣味だけでなく、その人の価値観までもをカタチにした家。そこでしっかりと存在感を示すデュポン コーリアンを前に岩間氏は、優れた素材、逸品が持つ可能性を感じていました。暮らしに向けられた想いが、しっかりと表されていることの素晴らしさを──。
 
河田さん
(以下、K)
「この家を創るとき、アンティークが似合うようにしてください、と設計の方にお願いしたんですよ」
岩間
(以下、岩)
「骨董品がお好きなんですね」
「ええ。アジアンテイストの古いモノが…。家自体は、質感が好きなこともありコンクリート打ちっ放しを希望しました。それに加え、好みの家具や装飾品──中国の清朝の時代のタンスだとか、大正時代のドアだとか、そんな好みに品物が映えるような家を創って欲しいと、今思うと、とても難しい注文をお出ししましたね」
「単なるアジアンテイスト、古いモノというのではなく、河田さん色というんですか、独自の雰囲気がここにはあふれています」
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「コンクリートは強く冷たい感じがします。そこに木々の緑を配したり、あたたかな装飾品を置いたりして、生活にゆとり、ほのぼの感、やさしさを取り入れたかったのです」
「ご自分の価値観が投影された、すばらしい空間だと思います。キッチンに関しても、こだわりは大きかったんでしょうね?」
「まず、アジアっぽいダークな面材を使いたいと考えました。木目の見えるものを。そこから出発してこのキッチンが完成したのですが、焦げ茶に合う天板の色を決めるのが大変でした」
「白っぽすぎても冷たいですし、ベタのグレーだと面白味に欠けますものね。同じような色を使うと、今度はコントラストが出ませんし…ね」
「そうなんです。そんな厳しい条件に応えてくれるものを探して行き着いたのが、実はコーリアンだったんです」
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アンティーク収集のご趣味を持つ河田さんのお気持ちが溢れたキッチン。
窓の外の木々、明るい陽射し、シックな調度品と美しいハーモニーをみせています。


●実は、ステンレスを考えていたわたし。でも、デュポン コーリアンを選んで、正解でした。

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「キッチンは、汚れるのがあたりまえの場所。最小限の手間で美しさが保てるコーリアンは、イイですね」
「最初からコーリアンはご存じでしたか?」
「いえ。知りませんでした。実はわたし、ステンレスが大好きだったんです。見た目がキレイですし、お手入れも簡単かなと思って」
「でも、アンティークには合いませんよね」
「ええ。それであきらめたんですが、それで正解でした。コーリアンは、お手入れも簡単。見た目もやはり、ステンレスよりはわたしの好みをより強く表現してくれますから」
「先ほど拝見したのですが、お手洗いの水回り、ステキですね」
「あれはインドの天然大理石にメキシコの古い洗面ボールをはめ込んだものなのですが、ちょっとこだわりました」
「あの洗面所を創った奥様がキッチンに選んだコーリアンということで、とても納得感があります」
「やはり他の素材では、このキッチンの雰囲気は出なかったでしょうね」
「アイランド型にもこだわりがおありでしたか?」
「これは、インテリアに興味を持っている主人の希望なんです。見た目と使い勝手を考えて、アイランドにしました」
「天板だけでなく、側面にもコーリアンが使われていますね」
「そうなんですよ。これも主人のデザインです。アイランドの存在感を出したかったのだそうです」
「これだけコーリアンを使うと、重量感がありますねぇ。ほんとうにしっかりとしたキッチンに仕上がっています」
「オーブンが横の壁に埋め込まれていますが、実はしっかりとしたアイランドがあると、この位置に設置するのが一番使いやすい。"頼れる島"が中央にあることで、気兼ねなくお料理の腕がふるえます。熱やキズ、衝撃に強いコーリアンあってのおかげですね」
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「こんな風に側面にもコーリアンを使うと、ほんとうに“しっかりと主張するアイランド”になりますねぇ」
「ええ。天板と枠を組み立てるというやり方ではなく、最初から一体となったものですから、価値が違うと思います。もっと枠を太くしてもよかったかな、なんて、今では思って入るんですよ」
「床との調和も完璧ですしね」


生活感のあるキッチンを。暮らしに応えてくれるデュポン コーリアンを。

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「高性能な天板がこんなに広いと、色々なことができそうですねぇ」
「料理の下ごしらえや盛りつけだけでなく、ここが空いていると、机がわりにどんどんつかっちゃうんです」
「引き出しの照明も、キレイ!」
「大好きな食器たちを、ステキに照らしてくれます」
「コーリアンは観賞用としても耐えられる素材だから、生活感を出さない方が良いという意見もあるんですよね」
「ええ。天板の上などに何も置かない方が美しいという考えもあります」
「でもわたしは、あえて色々なものを置きたいのです。たとえばアイランドの上に大好きな備前焼の陶器を置いたり、大正時代のガラスの食器を置いたり……」
「好きなものをそばに置いておきたい?」
「ええ。だから、鑑賞されるものではなく、わたしの気持ちに応えてくれるキッチン、生活に応えてくれるキッチンであって欲しいのです」
「コーリアンは、見事にそれをカタチにしていますね」
「ここを訪れたお客様が、『このキッチンは、あなたの生き方や想いを展示しているギャラリーみたいだ』と言ってくれるんです。本当にうれしいですね」
「それこそが、本当に価値あるキッチンだと思います」

ガイド岩間光佐子の訪問後記 image
「住まい方は生き方をあらわす」とよく言われますが、今回、河田さんのお宅を拝見して、その暮らしに対する明確な思いが感じられたような気がしました。
空間を作り上げるたくさんの素材に対しても、美しさや使い勝手、テクスチャーなどひとつひとつ吟味されていらっしゃる。その選択も家族みんなの意見や希望を出し合って決定されたとか。
自分たち家族にとって、何が大切なのかがきちんと「コトバ」にできることが、家づくりの大切な一歩なのではないかと改めて感じました。
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河田邸DATA
◎面積:245坪 ◎建坪:130坪 ◎工法:鉄筋コンクリート ◎竣工:2003年6月  ◎ 設計:アルティク建築研究所株式会社
■主なキッチン設備機器■
◎オリジナルシステムキッチン:ティルザ(独) ◎食器洗い機:ミーレ(独) ◎ヒーター:ガゲナウ(独)
◎センターフード:ガゲナウ(独)
■ご家族構成■
ご主人、奥様、ご子息

 

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