2006年9月28日、JR川崎駅前に大型商業施設「ラゾーナ川崎プラザ」が誕生したJR川崎駅西口と直結する72,000uの敷地に約300店舗のテナントが出店。「屋根のある街」というコンセプトのもと、スペインの建築家リカルド・ボフィル氏が設計を担当した建物は、「ルーファ」と名付けられた約170mの大屋根が象徴的だ。「ランドスケープデザインのコンセプトは、“映画のように街を歩く”としました」とデザインを手がけたアースケイプの団塚栄喜氏は語る。
駅から施設へと歩いてきた人々が最初に足を踏み入れるのが直径約60mの「ルーファ広場」だ。この広場には、まっすぐに交差する2つの道が設けられている。ひとつは駅から店舗ゾーンへと向かう「都市の道」。そしてもうひとつは、店舗ゾーンから駅へと向かう「自然の道」。この二つの道に、デュポン™コーリアン®で作られた「都市のベンチ」と「自然のベンチ」が設置された。
「多摩川の河原に生える草のグリーンや、川の水のブルーなど、微妙なニュアンスを持つ色をなんとか表現できないかと考えました。それが可能な素材を検討していた時に、デュポン™コーリアン®
のカラーバリエーションの中に該当するいくつかの色を見つけることができました」と熊谷氏。そして施設の北側に位置する広場「四季の道」には、もうひとつ、「カップルが座った時、上から見るとちょうどハート形に見えるようにデザインした」デュポン™コーリアン®の「ラブベンチ」が置かれている。
「どのベンチも、見て楽しく、座って気持ちのよいものにしたいと考えました。ですから造形性に富んでいる点や独特の質感も、デュポン™コーリアン®を選んだ理由です。さらに、屋外に設置する上で、その耐久性やメンテナンス性も重要なポイントでした」と団塚氏。また、熊谷氏は「素材自体に色があるということも大切でした。12.3mm
の厚みを持つデュポン™コーリアン®には、塗装による着色では表現できない深みがあります」と語ってくれた。
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