この10月16日から12月19日にかけて、東京大学総合研究博物館小石川分館において、森万里子氏の作品展が開催されている。作品のテーマは「縄文」。
「原初の文明がもっていた自然との調和は、現代の私たちにとっても必要なもの。それを現代的な素材を利用しながら表現しました」森氏はそう説明する。作品に使われた「現代的な素材」が、デュポン
コーリアン®である。
「現代の科学技術を否定するのではなく、この時代に生まれた素材を一つの新しいボキャブラリーとして利用していきたいと考えました。デュポン コーリアン®は、鉄や自然石と比べて、柔らかく、透明感があります。この素材を使うことで、イメージどおりの作品になったと思います」(森氏)。最先端の技術が生み出した人工大理石が呼び起こす、はるか古代の日本人の記憶。一流のアイデアと素材のコラボレーションが、独創的なアートとして結実している。