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2006.4.12 |
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| 2007ミラノサローネ最新情報 |
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コーリアン®が使用される日本人デザイナーの展示
TOKYO DESIGN PREMIO 〜TOKYO DESIGNER'S WEEK IN MILANO |
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| NPO法人デザインアソシエーション主催の展示の一部をご紹介します。 |
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寺田尚樹+テラダデザイン
「パンテオン」

学生時代の貧乏旅行で出会ったローマの歴史的建造物、パンテオン。ドームの天井の丸窓から室内に差し込む太陽の光、その荘厳な雰囲気に圧倒され、若かりしデザイナーは涙した。
このランプシェードは、建築を志すきっかけにもなった、そのパンテオンに対する賛辞だった。人工大理石の質感で再現したいと考えたが、直線的な彫り込みを伴う半球状の形は加工が難しく、図面を見るなり断られることが続いた。
それでも、こうして形になったのは、人とのつながりを大事にする姿勢とアイディアの面白さ、デザインの巧みさによるものだろう。 「いいものは一人で作れない」とデザイナーが語れば、「できたら面白そうだ」と応じる様子に信頼と技術から成り立った作品であることが伺える。
本物に忠実に、照明のつくる拡散光は太陽と同じ並行光線になるように計算されている。てっぺんから入った光はドームの中に丸い形となって写る。
ともすると石目調の模様が邪魔になってデザインの難しいマグナ*アンタークティカだが、逆にこれがアクセントとなり、見事に石が積まれたギリシャの神殿を思わせる作品が出来上がった。
たくさんの思いがつまったランプシェードは、また、訪れる者に何かを訴えかけてくるかもしれない。

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長谷川 喜美(ハセガワ キミ)
「トーキョー・チョーチョ。」

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©2007 VELVETA DESIEN OFFICE TOKYO
Design by Kimi Hasegawa |
今回の会場デザインを手がける長谷川喜美からはこんな作品が発表される。
コーリアン®で自由に創造した作品の世界を、どうぞ、ご堪能あれ。

カオスの花畑を飛び交う蝶たちは
今日も雑踏とざわめきの中を
優雅にひらひらと舞踊る。

光と陰から紡ぎだされる存在は
八百万<ヤオヨロズ>が
現在<イマ>も息づくこの国の
たおやかな視点をカタチに置き換えた
作品である。

"ト−キョ−・チョーチョ。"

日本という視点から生み出された蝶は
優雅にその羽を羽ばたかせ
時代の蜜を探し舞い続ける。

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株式会社エイペクス 榎本治展
「Tasto 」「Cori-Andon」

始終、コーリアン®にふれている環境の中で生まれた2つの作品を持ってイタリアへ乗り込む。
日々の仕事の中でどうしても出来てしまう端材を使って何か出来ないか。それもフッと脱力するようなユーモアのあるものがいい。 そんな思いから生まれたのが鍵盤楽器型ベンチTastoである。
子供が座ることを想定し、高さは低めにし、壊れて危なくないよう、鋭利な部品は使わない。
環境だけでなく人への優しい眼差しも感じられる作品だ。
座り心地も追求した。コーリアン®の板でしっかりと体重を受け止め、板の下にはさんだスポンジでクッションを利かせる。かたすぎもせず、やわらかすぎることもない絶妙なバランスは、これまでにいくつものベンチを作ってきた経験が活かされている。
このクッション材は10年の耐久性が保証されている特注品。細部にまでこだわった職人の手仕事だ。

一方、Cori-Andonは彫刻、透光性、縦使いというコーリアン®にしかない特徴を前面に押し出す作品づくりがコンセプト。
乳白色のアクリルやカッティングシートを貼ったアクリルでは、どうしても変色したり、素材の質感が損なわれてしまったりする。その点、素材そのままで使えるコーリアン®は照明に向いた素材であると、長年の経験から感じていた。縦置きして自立するどっしりとした重みもパーテーションにはふさわしい特徴。 様々なメリットが創作意欲をそそったようだ。
世界的に有名なコーリアン®に、日本ならではの細かく精密な加工を施した作品、イタリアではどう評価されるだろうか。

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